ライブ日誌2008

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一月六日 渋谷ネスト "けものがれ -宵の宴-"
(w/けものがれ/ザ・マダムキャッツ/スランキーサイド/スエヒロカズヒロ/きむらかつひさ/SATTY STARDUST)

1.一目惚
2.ヘビイダメージ
3.デンジャラスアンド迷惑
4.仕合せ山
5.ファンク de ダムダム団
6.ロンサムビリー

けものがれ企画に出演。ダムダム団の年始のライブはよくない。もはやメンバー以外のダムダム団員にすら伝わっているこの民間伝承を打破すべく、我々は年末年始とライブを休み、そして練習に励んだ。鈴木は「俺超練習してるからもう(年始のライブがよくないとかは)無いよ。絶対無い。これでダムダム団の未来も安泰だね」と豪語。
リハーサルにて古根がワイヤレスベースシステムを使おうとしたところ、「下の階のオンエアーウエストででビジュアル系のイベントがあり、ビジュアル系のバンドがワイヤレスを使っており混線するので使わないでください」(交渉の余地無し)と言われ、200個くらいクエスチョンマークが発生したが、大人なダムダム団は爽やかに有線に切り替える。ネストとウエストはひとつのビルに収容されている系列のライブハウスであり、それぞれの楽屋は裏の階段でつながっている。そのため、移動をするときに階段で準備をしているビジュアル系方たちがたくさん目に留まり、火を放とうかと思ったが思いとどまり演奏スタート。
現在一押しは「一目惚れ」なので当然これからスタート。若干空気が硬いままだっただが、大きな崩れも無く、l順調にライブは終了。古根いわく「なんかバラバラだった」とのこと。高橋としては「積年の恨みを晴らした」とのことだが、マジックは発生しなかったのでやや負け戦よりではないだろうか。鈴木もどちらかというと「今日はやってやった」という気分だったが、演奏の録音を聞き直したらぜんぜんダメだった。来年こそは(以下略

一月十五日 柏ザックス "第4回 柏ダービー" (w/NEWBREED/SKUNK SHOT BOOSTER/kazamuki/BOSSY/★Naiver na sunny★

1.一目惚
2.ヘビイダメージ
3.デンジャラスアンド迷惑
4.仕合せ山
5.ファンク de ダムダム団
6.グラインダー

2008年1月、なぜか上旬から中旬にかけてライブが集中しており、レコーディングなども控えているダムダム団は多忙を極めていた。そんななかでもダムダム団は毎週火曜日に行われている練習を欠かさないわけだが、1/15は火曜日。練習日を繰り上げ前日の月曜日に執り行うことにした。するとなんということでしょう、高橋と鈴木がそれを忘れ月曜日の練習をぶっちぎるという自体が発生。一人古根はスタジオでベースの音作りをしていたとのこと。15日、柏に集合したときにそれを古根が発表。二人を戒めるためにあえて連絡をしなかったのこと。リハーサルはスムーズに進んだが、2ヶ月ぶりに古根大魔神の説教タイムが始まり最終的に高橋のギターのストロークがまずさと鈴木の心の閉じっぷりに話題が集中。反省の面持ちでライブに望むことになる。
今回はバンドの出演前にそれぞれ司会が入るという趣向で、事前にアンケートを記入しそれに基づき司会の方がトークをするという流れだったが、普段なら回答の内容をプロデュースする鈴木が遅れていたのをいいことに古根が下ネタ満載の回答を記入。ライブの前にそれを音読され「ダムダム団は下ネタ禁止」と鈴木は怒り心頭。
そんな怒りの鈴木は説教の効果か、前回の反省か安定したリズムを叩き出す。いろいろなフレーズの間違いがありメンバーの混乱は招いていたが、安定したリズムは何物にも変えがたく、対バンであったところのダムダム団員のかたもおり非常な盛り上がりのなか、よい演奏を行えた。
帰りは珍しく、3人そろってラーメン(野方ホープ)を食べた。次の日に胃がもたれて死にそうになった人が約3名。「ラーメンは毒だね」という結論に達した。
一月十八日 高円寺ショウボート  "ご自愛ください。" (w/打首獄門同好会/個人主義激場/桜の花、満開の下/羅刹ガットウィズム)
1.一目惚
2.ヘビイダメージ
3.デンジャラスアンド迷惑
4.仕合せ山
5.ファンク de ダムダム団
6.地獄ディスコ

enc1.ロンサムビリー

enc2.グラインダー(イントロのみ)
久しぶりのショウボートである。高橋の自宅はこの超近くであり、あるいで3分であるのに入り時間に遅れる。悪びれもせず登場し、「信じられないだろうが、髪を櫛でとかしていたら絡まって一時間くらい櫛と髪の毛と格闘していたので遅刻した」とコメント。二人とも無視してリハーサルに臨む。
鈴木がドラムがドラムの上に乗ろうとすることをPAの方に告げたところ、「ダメ、絶対ダメ、死んでもダメ、乗るなら死んでください」という勢いで拒否され、演出上のピンチに陥る。音作りも外音と中音がまったく異なるため、ベースとギターのバランスに苦しむ。高橋は櫛と髪の毛の呪いのせいか、突然具合が悪くなり一時帰宅。3時間くらい帰ってこないし、古根は眠くて死にそうになっている。全体的に苦境に多々されれたダムダム団はこれまで培ってきたものを信じてステージに立つしかなかった。
前回の柏ザックスで得たよいフィーリングをそのまま引き継ぎ、鈴木はここまでの恨みを晴らすかのような安定感を炸裂させる。「一目惚」もやっとガッツリ決まり、「ヘビイダメージ」でドラムの上に載らずに飛ぶという技まで披露。どうやって飛んだかは秘密である。観客のダムダム団員の数と、「非ダムダム団員だけどダムダム団期待派」の数のバランスがちょうどよく、フロアはダムダム団大歓迎の雰囲気。古根も調子に乗って大分モニターに乗っていた。高橋は風邪で死にそうになりながら自分の役目をきっちりこなしていた。というわけで最高のライブではなかっただろうか。アンコールを2回要求されたことがそれを証明しているような気がする。最後は時間が無いということで、「グラインダー」のイントロのみプレイしました。
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二月十六日 柏ジャッジ  "HOT CYCLE" (w/EDGE OF SOUL(f.広島)/NAFFSTYLE/the dawn festival/)
1.ヘビイダメージ
2.一目惚
3.グラインダー
4.仕合せ山
5.デンジャラスアンド迷惑
6.地獄ディスコ
ライブの本数は極力抑え修行中のダムダム団。タイミング的には無しでもよかったが、予定は予定なので柏に赴く。大分慣れてきた柏への旅路だが、やはり駅から歩くのがつらい。特にZAXまで歩くのは新しい拷問かと思うほどだがジャッジなら修行レベルであり、そんなジャッジに行く道すがら、大通りから一本入った路地に店舗の集合体があった。軽くダサい洋服や、おしゃれを意識しているのかよくわからないあばら家仕立ての食堂・・・。そこはさながら裏原宿のようであった。店は5つくらいしかないけど。
と、柏の魅力を新発見したところで、今回は異常なまでに客の入りが少なく、久しぶりに「バンドのメンバーのほうが客より多い」現象を体験。しかしダムダム団員のかたよりバレンタインのチョコレートなどをいただきハッスル。鈴木も負けじと焼いてきた味の無いパンを渡していた。
ライブは割りと落ち着いてできたと思うが、1ヶ月ブランクがあき感覚が鈍っている上に余裕のある客席スペースで、まあなんというかチョコレートおいしかったですありがとうございました。
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三月八日 四谷アウトブレイク  "誰がバンドを殺したか" (w/Mop of Head/_ _ _ _*(テイヘン)/春日井直樹と午前0時/bellytree the distortion/ムラトリックス)
1.仕合せ山
2.グラインダー
3.ヘビイダメージ
4.一目惚
5.デンジャラスアンド迷惑
6.地獄ディスコ

また一ヶ月あく。修行、修行の日々である。レコーディングも難航中。なんと対バンがう全て対戦経験ありの今回のイベントにリラックスした面持ちで挑む。リハーサルも特にまったく何の問題も無く終了。鈴木は弁当のおにぎりを食べ切れなかったので、グッズとして販売に挑戦。「もっと"誰が作った"とかアピールしたほうがいいよ」などとディスプレイに関してのアドバイスを周りから得ていた。
過去にさまざまな死闘を繰り広げてきた面子の前で、半端な演奏をするわけにはいかない。修行の成果を見せてやるぜ、と1曲目はアダルトな感じで「仕合せ山」からスタート。その後2,3とドカンドカンと炸裂させ非常によい流れを作る。そしてそのままの流れをキープし、「ひなまつり」コールも発生したところで「一目惚」へ・・・・がここで演奏の集中力が切れる。いままで発生していたグルーブが抜け落ちていき、そのまま盛り下がり気味で終了。習熟度の低い、ノリ一発で行けない曲に対する弱さはレコーディングが難航している原因でもある。そこには根本的な力不足があり、是をクリアしないと先に進めない。ライブ後アウトブレイク店長秋山氏とともにダムダム団は「グルーブとは何か」について語り明かし他のバンドの清算活動を妨害していた。あとおにぎりが売れました。

三月十六日 池袋アダム  "青炎〜Emotional Emotion〜vol.19〜" (w/Ew/モンスター+ロボット/エルカホン/NEGATIVE OX/THE WORLD APARTMENT HORROR/水玉リス/メガネ部))
1.仕合せ山
2.グラインダー
3.ヘビイダメージ
4.一目惚
5.デンジャラスアンド迷惑
6.地獄ディスコ
「グルーブとは何か」。そんな重い問題に突き当たったダムダム団は3/8四谷アウトブレイクの後、スタジオにて苦慮していた。ああでもない、こうでもない議論した末、古根が鈴木に(ドラムを)「LUNA SEAの真矢っぽく叩いてみたら?」と謎のアドバイス。頭の上に巨大な?マークを浮かべたまま「俺なりのLUNA SEA」にてプレイする鈴木。そうするとなんということでしょうか、突如としてドラミングにある種の「間」が発生し、それがよい感じでバンドのグルーブを担っていくではないか。LUNA SEA最高!(?)
というわけでLUNA SEノリのまま池袋に赴いたら古根が知り合いの引越しの手伝いでリハーサルに来ず。事前に知りながらそれを鈴木に告げなかった高橋へ鈴木が怒りをぶつける⇒高橋スルー⇒鈴木さらに怒る⇒リハ始まる⇒とりあえずリハーサルはちゃんとやる⇒変な空気。
古根が本番前に登場し、鈴木に説教され和解。くだらない私怨はステージには持ち込まないのがハリウッドスターの鉄則であり、3/8にできなかったことを、同じセットリストに載せて爆発。2ヶ月ライブが無いという崖っぷち感も手伝い、現時点でのベストな演奏ができたように思える。というわけで、いまだダムダム団のライブにくるとLUNA SEAぽい鈴木が見れます。
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五月十日 柏JUDGE  "(・∀・)澤田をシナチクで祭るスレ(・∀・)(510)】" (w/low down/LAZY guns BRISKY/★Naiver na Sunny★/Morton the On/3markets(株)/BOSSY)
1デンジャラスアンド迷惑
2.一目惚
3.グラインダー
4.ファンク de ダムダム団
5.ヘビイダメージ
bossy企画に出演。柏の裏原宿にて食事処を見繕い、適当な店に入った古根と高橋。イカを丸ごと天ぷらにした定食を注文した高橋は、そのクオリティの低さに絶望しながら完食し後で気持ち悪くなっていた。バンド数が多いので、リハーサルも本番もわりとばたばたしており、曲数も短めに設定。普通に6曲やろうか、と言う話もあったが「そういうの感じ悪いよね」と謙虚な気持ちを忘れずにセットリストを組む。
イベントが開始され、トタイトルもあったシナチクが企画者であるところのbossyより配布される。鈴木は横目で見ながら「演奏が終わったら食いまくってやる」と心に近いステージに立つ。
柏はもともとノリのいい人種の集まる町で、前回のように人が少なくてもそれなりに盛り上がるもので、都内とは違うのである。そこでにイベント特有の浮かれ気分と大目の動因がプラスされるとこれはもう火に油を注ぐようなもので、全体的に「ダムダム団万歳!」みたいな感じになる。オープニングこそSEと間違って別の曲がかかったりしたが、ここはこれ、最近の演奏技術の向上により1曲目に持ってきてもなんら遜色の無い「デンジャラスアンド迷惑」から始まり、途中鈴木が工藤静香にインスパイアされた動きを見せ好評を得るなどして、ヘビイダメージでデストロイして締めた。
ライブも無事終了し、喜び勇んでシナチクの元に向かった鈴木は、あと一口しか残されていないシナチクを見て絶望することになる。
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六月一日 四谷アウトブレイク "OUTBREAK RECORDS presents"スランキーサイドレコ発ライブ!"  (w/スランキーサイド_ _ _ _*(テイヘン)/gimmick bunny junction)
1デンジャラスアンド迷惑
2.一目惚
3.グラインダー
4.ファンク de ダムダム団
5.ヘビイダメージ
前回はちょっとどうしようもない感じでライブが終わったアウトブレイク。今回はリベンジしたいところである。いつも弁当として海苔巻きやサンドウィッチ的な携帯性に優れた食べ物を持ってくる鈴木が、今日は様子が異なっていた。時間がなかったせいか、冷蔵庫にあったグリーンカレーをタッパに詰めて持ってきているようである。アウトブレイクの電子レンジで暖めて食する鈴木。広がるカレー臭と失笑。だが様子が異なるのは食生活だけではなかった。この1ヶ月弱、鈴木はドラムの秘密特訓を行っていたのである。リハーサルでそれはすでに発揮され、顔なじみの対バンやアウトブレイクスタッフの面々に「誰?なに?別の人?」みたいな顔をされていた。でもカレーが辛すぎてリハ後廃人みたいになっており、それはそれで「誰?なに?別の人?」みたいな感じになっていた。
ライブでも秘密特訓の効果は発揮され、わりとたくさんのダムダム団員の皆さんが着目する中あえて前回の柏とセットリストを変えずに全力で駆け抜ける。それなりに習熟度が必要であった「デンジャラスアンド迷惑」も1曲目として十分にその機能を発揮し、セットリストがポップさをかもし出すのに一役買っていた。後半はカレーの辛さが効いてきて演奏が崩れたが、ダムダム団がネクストステップに踏み出したライブではなかっただろうか。
六月十五日 渋谷サイクロン  "monstar.fm主催「monstar.park」"  (w/mothercoat/トレモロイド/about tess/ピロカルピン/ゆやゆよん/Very Ape/マーガレットズロース/ARTBEAT /ソニックアタックブラスター)
1デンジャラスアンド迷惑
2.一目惚
3.グラインダー
4.ファンク de ダムダム団
5.ヘビイダメージ
6月の梅雨真っ只中のわりには死ぬほど暑く死ぬ思いでサイクロンにたどり着くもまただ昼の部がやっており炎天下のなか待機するダムダム団。昼の部が終わり中から出てきたのは超若者達でありなんとなくノスタルジーに浸りながらリハーサルに挑む。サイクロンはものすごく昔に一度やったきりで、あんまりいい思い出は無いが、レーザービームが無料で出ることを非常に良く覚えており「1曲目はレーザービームでお願いします」と要求するも「壊れたのでもうありません」といわれ落ち込む。
今回は2つのライブハウス(屋根裏とサイクロン)の2つでライブが開催されるというおもしろ趣向であり、バンドの出来や人気によっては観客が全部向こう側に持っていかれるわけだが、ダムダム団の出来や人気ははどうだったかというと普通であった。このライブ直前に、台湾にて行われるビックフェスティバルのメインステージ出演が決まったせいであろうか、台湾の夢ばっかり見て目の前のライブに対する目的意識が低い状態に陥っていたようだ。最近の演奏レベルの向上から、特別に問題があるライブではなかったが、一つ一つの演奏に対して、真剣に向き合うことの大切さを改めて教えられたライブだったように思える。
六月二十一日 池袋アダム "A+LIVE=MOVEMENT vol.3"  (w/ムラトリックス サポートメンバー(ba.シラトリックス Dr.エロパンサー3世)/スペースニコルトン/Dazzle Vision//ナインアンダー/スペシャルバンド/焼き道楽(vo.シオリーナ(ソープランド揉美山)gt.タイサン(ジェブキンズ,侍ダイナマイツ)ba.サトレックス(巨乳まんだら王国)ac.カツシコ(The Croagh Patrick)Dr.セクスイー(The Croagh Patrick))
1デンジャラスアンド迷惑
2.一目惚
3.グラインダー
4.ファンク de ダムダム団
5.仕合せ山
6.ヘビイダメージ
6月のライブ集中月間のラストはジョセフ女史の企画。ダムダム団は目の前にあるライブについて真剣に考えてみた。俺達はここで何をしたいんだろう、何のために演奏しているんだろうと。そして、結論としては「愛を伝える」ということになった。で、当日アダムに向かった鈴木は先に現地についた高橋から電話を受ける。めったに電話連絡をすることがない(会話したくないので基本はメール)ダムダム団としては、これは何か緊急事態が発生したのであろうと電話を取る鈴木。そして高橋から「アダムが消えた」と意味不明の報告を受ける。そんな馬鹿な。急いで現地へ向かうと、そこにはものすごい行列を作っている飲食店があり、アダムは消え去っていた。と思ったらアダムの隣で新しく出来た飲食店の行列が凄すぎてアダムの存在感がなくなっていただけで、ちゃんとあった。
リハーサルは古根抜きで行われ、高橋は古根から譲り受けたワイヤレスセットを利用。古根は新しいワイヤレスセットをリハーサルなしで利用し、ベースとの音を悪くしていたが、全体的には良いライブだったように思える。途中高橋のギターの弦が切れ、久しぶりに鈴木がロングMCをしたり、途中で高橋がチューニングをしだすので「口ギター」を行い場をつないだりして、おもしろ度が高いライブだった。悪い流れは一回で断ち切った!次は台湾だ。
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七月十四日 台湾 台北 "hohaiyan 海洋音樂祭 rock festival BIG BLUE STAGE"
( (w/Jindowin (from USA)/The Phonebooth (from Korea)/Djizoes (from Switzerland)/Faith Yang (from Taiwan)/Zombie Zombie (from France)
1ロンサムビリー
2.一目惚
3.疑いと憂鬱と落日
4.デンジャラスアンド迷惑
5.グラインダー
6仕合せ山
7.地獄ディスコ
8..ヘビイダメージ

ライブの模様はダムダム見聞録から
ご覧ください

まだまだ夏の予感も薄い6月上旬、夏の予定もあまり無く、ひたすら修行とレコーディングのつもりだったダムダム団に英語でメールが届いた。「It's our honor to have DumDum in hohaiyan festival」。最初はスパムメールだと思って危うく削除しそうになったが、実はそれが台湾最大のロックフェスティバルである「hohaiyan」への出演オファーであった。航空運賃とか、ホテルとかの世話をしてくれるという豪華条件付での出演依頼であり、断る理由も特に無し。「でも、まあ小さいステージでしょ。サブステージ的な。」とたかをくくっていたら、なんとメインステージでの出演。どのくらい大きいかというと、こんな感じ⇒
ダムダム団一同大慌てである。とりあえず古根がパスポートを切らしており、大慌てで申請しにいったり、泊まるホテルがプール付きであることが判明し、とりあえず海パンを買いに行ってたらスティックを買う時間が無くなり高橋に代わりに買いに行ってもらって激切れされる鈴木が目撃されたり、セットリストで最高にもめて練習終わった後にスタジオの前で2時間話し合って、結論は「愛を伝えに行こう」だったり。あと、オフィシャルサイトに「dun dun dan」て掲載されてて泣きそうになりながら訂正してもらったりしていた。

台湾までの道のりはもう3回目なので、なにも不安は無く台北の空港に到着。普段はここで相乗りバスに乗るが、なんと今回は出迎えつき。通訳の女子が車を引き連れて登場である。去年はブンブンサテライツの通訳をhohaiyanにて行った彼女。この時点でなにかもう身分違いな感じがひしひしとする。そのまま車に乗り込みホテルに着いたらこれが高級ホテル。プールとかジャグジーとかついててビーチサイトで自転車とか貸してくれる(?)。で、そのまま演奏するステージを見学に行ったら、これがもう半端なくでかい。普段やってるライブハウス全体がhohaiyanのステージに収まっちゃうくらいでかい。自分の背丈より大きいスクリーンがステージの両脇についている。人の量もも半端ない。国家が主催するフリーコンサートで、浜辺で行われるため普通の海水浴客がhohaiyanを見に来ている客と混在している。特にライブとか見てない人とか含めればこの場に10万人くらいいるんじゃないの?1kmくらい離れた入場するためにわたる橋の上からでも音が聞こえる、照明が見えるステージを見つめ「本当にあさってココでやるのか、ドッキリカメラじゃないのか」呆然としながら初日は過ぎていった。

2日目は完全オフなので、ライブに向け鋭気を養うが、一人海パンを持ってきた鈴木は朝飯を食べた後速攻プールにて全力で泳ぐ。最高に日焼けをして夜にはホカホカになっていた。その後他の2人も海パンを現地で購入、ダムダム団3人でで海水浴という珍事が発生。そんな様子も同行したカメラマン池田氏に撮影されたとか。基本的に高橋は明日のライブに備え、極力体力を使わず、日焼けもせず、飲酒も控え、寝る前にプロレス大会を行おうとした古根をたしなめるなど禁欲的に戦いの日を迎えようとしていた。一方行為時に全力でエンジョイしようとする鈴木は夜には体力を失い言葉数も少なくなり、前述のとおりホカホカになっているため冷えたビールの缶で日焼けを冷ましていた。古根は特に変わらなかった。

3日目、いよいよ本番当日である。リハーサルに挑むダムダム団。これだけ広いステージだが、広いステージは渋谷公会堂などで経験隋である。そしてさすがに巨大フェスだけありPAの方の腕も上々、モニターなど何の注文も無く最高の状態である。スタッフもメンバー一人当たり3人くらいついており、何の不安も無く本番を迎えられそうだった。ステージは海水浴場にあるし、リハーサルの間に封鎖しているわけでもないので海水浴客がどんどん見物に来る。ひとしきりリハーサルをしたところで、50人くらい人が集まってきており、ちょっと恥ずかしかった。本番もこれくらいしか人がいなかったらどうしよう。台湾名物激ウマ角煮弁当などを食していったんホテルへ戻る。

本番一時間前にバックステージに最到着。人がいなかったらどうしようとかいう不安は大量の観衆を見て消し飛んだ。ダムダム団はちょうど日が落ちる直前の19時スタート。まだ明るい中、大観衆の目の前にダムダム団が登場する。演奏する前から歓声があがっているが、これは2006,7年と台湾で演奏し続けたけた効果か?1曲目は「グラインダー」が「ロンサムビリー」かで揉めたが、「ロンサムビリー」にして正解だったように思える。ブレイクが多く、煽りが十分に出来るこの曲で観衆の心をつかむ。曲の途中くらいから歓声が演奏をしていて3も聞こえるくらいの音量になってくる。序盤はテンポの速い曲でノどんどんとつなげていく構成。以前のダムダム団であれば、ここで突っ走り気味になり観客置き去りという風景も見られたが、ダムダム団は「愛を伝えに来た」。できるだけ大きなリズムで、余裕を持って演奏をしようと酒豪を積んできたダムダム団は実に良い演奏を行った。古根のぬるっとした動きも、大きなステージでは良く映える。彼は大きなステージ向きのキャラクタ^であることが判明。台湾語で「ロックンロール」と書かれたタオルを掲げ、大歓声を浴びるなどおいしいところを持っていっていた。難易度は高いが成功すれば炸裂必至の「疑いと憂鬱と落日」で、ステージ上で火柱が上がる。比喩ではなく、現実にである。演奏の「ジャーン」にあわせてなんども上がる火柱と共に大観衆の興奮は最初の頂点に達した。最後のほうは予算の関係か火柱が小さくなっていたのが逆にダムダム団ぽかった。このころになると日が完全に落ちて、そのまま「デンジャラス アンド迷惑」へ。この曲もこの半年間で大きく飛躍した曲で、完全なるダンスナンバーとして会場中を揺らした。遠くのほうで見知らぬ人が振っている、たくさんの光る棒。なんという光景であろうか。また、本来ライブは台湾全土にテレビ放映されていたようで、後ろの巨大にスクリーンの文字を操る人が友達なのをいいことに、曲の後半から「鈴木大好き!」の文字を登場させ、それを点滅させたりし台湾中に恥を振りまいていた。そして、「地獄ディスコ⇒ヘビイダメージ」の流れは圧巻であった。ダムダム団の3人とはまた別に、それに巻き込まれた何万人ものダムダム団員は特に圧巻であった。。「ヘビイダメージ」のサビの部分で高橋が「イーッヤァァ」と叫ぶとそれにあわせて「ウォォォ」という歓声が選ってくる。誰が教えたわけでもない、ダムダム団本人たちすら考えたこともない、自然発生的に起きたコール&レスポンス。そこには、ロックスターとして君臨するダムダム団の姿があり、トリでもないのにアンコールが発生していた。感動のライブを支えてくれた台湾のダムダム団員、日本から同行してくれたダムダム団員。本当にありがとうございました。ライブ後に全ての抑圧から開放された高橋が泥酔して「干しあわびと生あわびの違い」などをえらそうに語って他の人に煙たがられたことは忘れてください。

うまかったものベスト3
3 角煮弁当
2 しじみのスープ
1 えびのさしみ

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八月二十四日 高円寺ミッションズ "CLUB MISSION'S PRESENTS 「脳内活性 vol.1」"
 (w/新白河みのる/ROCKIN THRASH/グラスホッパー 他)
1.Solid man
2.ヘビイダメージ
3.一目惚
4.デンジャラスアンド迷惑
5.ファンク de ダムダム団
6.ロンサムビリー
台湾での夢一夜の興奮も醒めてきた8月後半。この日はくしくも高円寺の阿波踊り最終日であった。祭りの予感と共に目が覚めたところ、外は雨。祭りの予感を修正してリハーサルへ向かう。やはりダムダム団としては夏に得た大きな愛やそれを得るために培った記述など、日本で発揮していなかった分全てを出したいものである。それを実現するためにも十分に練習をつんできた。特に今回1曲目に配置した「Solid man」jはダムダム団の克服すべき演奏麺での弱点が詰め込まれた曲であり、ひたすらに「Solid man」の練習を行うことで、技術面での様々な課題をクリアしてきたといっていいだろう、と豪語しようとしたらなんか鈴木の調子がおかしい。古根から「2ヶ月くらい前にタイムスリップ?」と心配されるくらいに演奏がガタガタである。思えばダムダム団はここミッションズで満足できる演奏をした事がほとんど無い。それがトラウマとなり、無意識のうちに鈴木のプレイに影響しているのか・・・。心配をよそに自宅が近い高橋が一時帰宅をし、その間他の鈴木と古根は「なぜ彼は高円寺でライブをすると必ず一時帰宅をするのか」というテーマで話し合いが行われていた。ちなみに鈴木は「べつにいいんじゃないの家近いんだし」派であり、古根は「チームワークが乱れるので帰るとかありえない」派である。
で、演奏が開始されたが「Solid man」の入りでいきなりこけてそのまま演奏終了・・・みたいな感じであり申し訳ない感じであった。鈴木の調子は最後まで戻らず。ただ、ダムダム団員の方へ、我々が何か新しいことをはじめようとしているという雰囲気だけはギリギリ伝わったようだ。
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十月十六日 新宿JAM "祝・新宿JAM28周年記念行事 無限MAX放送NIGHT vol.2"
 (w/ソニックアタックブラスター/皮蛋/いこち/不謹慎シンドローム/THE AKABANE VULGARS ON STRONG BYPASS )

1.一目惚
2.トラビス
3.真実(新曲)
4.ビッグリフナンバー
5.抗いて、狩猟へ
6.デンジャラスアンド迷惑
7.ヘビイダメージ
前回のライブから2ヶ月弱が経過。ダムダム団はひたすら練習していた。ライブという外向きの場が無いだけに3人のベクトルはうちに向かい、その中で幾たびもすれ違いが生まれ、「こりゃ解散か」という瞬間も何度もあった。そのような苦境に立たされながら、今年唯一の純粋な新曲「真実」が完成。今までのダムダム団とのカラーとは一線を画す男前(?)な曲で、ぐるぐるするビートの上で高橋が説教をするというナンバー。この曲の完成を機にセットリストも一新。いままでのスタンダードに頼らず新しい方法論を探すことにした。今回のセットリストが果たして問題なく機能するのか不安があったもの、MCも少なめで矢継ぎ早に曲をつないでいくスタイルと相俟ってライブ前日までには「これで間違いない」という確信を得て当日に臨んだ。
ライブ前に「出演者は「22:30まで¥1000で呑み放題」という事実を知らされるダムダム団。高橋と古根はどうでもよさげだったが、鈴木は当然食いつく。しかいダムダム団の出順はトリであり、出演予定時間は21:50である。ライブ前はアルコール厳禁の為「¥1000呑み放題」を甘受できないのか、せっかくつまみも作ってきているのに・・・・、と下唇を激しく噛んでいるとJAMの店長が特別に鈴木だけ「22:30から呑み放題でいいよ」と許可をくださる。鈴木狂喜。
リハーサル自体は順調に進み、ライブ前にもできるだけ楽屋にてコミュニケーションをとるためライブに出来るだけ備える。いままでダムダムに足りなかったのは楽屋での事前の意識あわせなどもかもしれないと思いひそかに実行したことである。
そしてライブは非常に良いものであった。いつもより曲数大目だが、ほとんどの曲は2分から3分で終わり短めのMCが一回入るだけのスピーディな展開。新曲である「真実」も最大限の威力を発揮し、最後はキラーチューンで締め。どころどころ課題は残るものの久しぶりにメンバー同士の絆を感じられた演奏だったように思う。
さて、ライブ終了後「22:30から呑み放題」の権利を行使した鈴木だが、他の人達は「22:30まで呑み放題」のためそろそろお開きの雰囲気をかもし出しており、彼は「宴会に2時間遅れで来た人」みたいになっていて悲惨だった。もちろんその頃には高橋と古根は帰宅していた。
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十月三十一日 高崎 Club FLEEZ  "HAPPY HALLOWEEN ROCK DINNER"
 (w/スランキーサイド/QUATTRO/きらぼし/ストレンジパイ/Ru-red the casino)
1.一目惚
2.トラビス
3.真実
4.ビッグリフナンバー
5.抗いて、狩猟へ
6.デンジャラスアンド迷惑
7.ヘビイダメージ
スランキーサイドにくっついて初の群馬県上陸。車で行くか/電車で行くかで揉める。車なら古根の職場の先輩のBMWが借りれるようだたが、万が一なにかあったら自分のたちの人生が転覆するほど借金を背負うため却下。結局電車でいくことになり、「湘南新宿ライン」に揺られること2時間、無事高崎に到着。意外と車中の景色は変化せず、旅気分が出ないのでむりやり社中でおにぎりを食べて気分を出す鈴木。到着してみるとそこはやたらと広い道に少なめの人達が闊歩する群馬の繁華街が広がる。東京と大阪以外は大体こんな感じか。過疎という現実を体感しながら「FLEEZ]に到着。FLEEZは練習スタジオ併設のやたら広いライブハウスで、音が異常にでかい。しかし、中の音は非常にデットかつクリアで、中の音が外の音に影響されづらい環境である。特にスネアの音などは異様なまでに抜け、「ズコーン ドガーン」という風体のサウンドであり最高であった。爆音なのにそれぞれの音もはっきり聞こえるため、下手な演奏は出来ない感じである。
リハーサル後はスランキーサイドと共に高崎のグルメスポットを探訪。しかし休みだったりつぶれていたりしたため、新規開拓を行うべく近所のつけめん屋「かもん」に入店。つけめんのオプションとして「納豆ご飯」があるあたり不安感をあおったが、麺がおいしいとんこつと魚介のダブルスープで美味、高崎に訪れた際にはぜひどうぞ。
最高の音と食事で準備は万端かと思いきや古根がガラスがあるのに無いと思って扉に激突し負傷。見た目は軽傷だが「ずっと血の味がする」とのこと。そののろいが高橋に降りかかったのか、高橋歌が急激に下手になる。「チューニングがずれてるのかと思ったら高橋の歌がずれていたと」いう現象がライブ中にずっと続き、1曲めあたりは調子が良かっただけに失速気味の展開。前回の同じ流れのため、勢いで最後まで通すも不満の残る内容となる。ライブ後は打ち上げであるが、打ち上げをすると当然帰宅できないため高橋と古根は鈴木を置いて終電で帰路につく。鈴木は打ち上げ後manga喫茶に向かい「ここにあるmanga全部読んでやるぜ」と張り切っていたが「ザ・シェフ」の一巻の第一話を読んだところで寝落ちして朝を迎えた。
十二月二日 四谷アウトブレイク " 四谷OUTBREAK!ブッキングマネージャー 佐藤"boone"学の聖誕祭 "
 (w/_ _ _ _*(テイヘン)/零式櫻花/マカロニコンプレックス(宇都宮)/ヒーヒズヒムイズム /and SPECIAL GUEST!)
1.一目惚
2.トラビス
3.真実
4.グラインダー
5.デンジャラスアンド迷惑
6.ヘビイダメージ
イベントのタイトルどおり、佐藤氏の誕生日であった。バンドがそれぞれにつまみを作って持ってくるという趣向があり、鈴木は肉味噌を使ったサンドイッチを提案。リハーサルが終わった後に事前に作成した肉味噌を用いアウトブレイク内で作成。パン5斤分のサンドイッチを作るというのは非常に重労働で、作業が終わった頃には足がパンパンになっていた。
ところで、この日からダムダム団は4人編成となった。高橋の「歌を歌うことに集中したい」というたっての希望により、かって対バンなどで出会った元ロッキン幕府の悪伊直弼(←芸名)氏にサポートを依頼し、スタジオで練習を重ねた。もはや解散してるバンドの人に「悪伊君」と呼ぶのは違和感があったが2秒くらいで慣れた。
初めての4人編成であるということを思わせないような、順調なリハーサルが終了し、場内は各バンドが作成したつまみのにおいで溢れた。 モツ煮込みの付け合せのねぎの匂いで高橋が脳をやられる。つまみが順当に無くなったころにダムダム団登場。
1,2曲目は3人編成で進行。そして、3曲目「真実」の冒頭から悪伊氏が入場、高橋がギターを置いた。もともと演奏にあわせて延々と説教をするという「真実」は4人編成でこそ曲の魅力を100%発揮できるのではないだろうか、この曲より一気に会場のテンションがあがる。悪伊氏のステージアクションもいままでのダムダム団には無いくねくね具合で、くねくね度70%増しである。そのまま「グラインダー」「デンジャラスアンド迷惑」と続け、4人編成であることの違和感を感じさせないようなくねくねしたステージは会場の温度を上げ続ける。ここまでノンストップのセットリストで古根もノリノリでチューニングを忘れたりしていた。高橋はMCで悪伊氏の紹介を忘れていた。鈴木は特に何も忘れていなかったが高橋が目の前に立っていてて自分が見えなくなること不満を感じているようだ。ラストは2カウントで始まる「ヘビイダメージ」でデストロイ。最後までテンションを下げずに終了。今年はhohaiyanの出演以外は苦悩の年、潜伏の年であったが攻撃態勢は整った。あとはやるだけだ。心残りはアウトブレイクに置き忘れた肉味噌のタッパの行方と高橋曰く「発展途上」の変な髪形だろうか。
十二月二十九日 新宿JAM "MAX NIGHT vol.50〜怒涛の5Days & 50Band超えに挑戦〜『溢れでるミュージック編』"
 (w/Sister Paul/THE KING OG'S/ソニックアタックブラスター/不謹慎シンドローム/JUNIPERBERRIES./松崎ナオ/ドブロク/鉄と鉛/一萬P/皮蛋/ザ・マダムキャッツ/ゴールデンシルバーズ/mamo-Tanaka)
1.一目惚
2.トラビス
3.真実
4.グラインダー
5.デンジャラスアンド迷惑
6.ヘビイダメージ

4人でやってみたら「なんだけっこうできるじゃん」という結果に終わり、わりと自信をつけたダムダム団。12/2からは半月ほどあいたわけだが、その間に鈴木と高橋は衣装を新しくした。鈴木は「おしゃれ/もてる」という言葉をキーワードにした結果あのTシャツがYシャツになった。ダムダム団のファッションリーダであるところの古根からメガネキャラを強制されたが断固拒否。高橋は説教師をイメージしどこから見つけてきたのだかわからないが坊主/神父のような格好に数珠。不気味なほど似合っておりそっち方面の人にも見えるがあの微妙すぎた髪型をざっくりと切り気分刷新なので良しとしよう。悪井氏がなぜか本日だけメガネキャラとなっていたので鈴木はかぶらなくてよかった。
ライブはリハ無しと、新体制になっていきなりなのでちょっと不安だったが、セッティングの時点では好感触。最初から4人での演奏はこれが始めて、新しい服(2人だけ)なのでそれも合わせてなんとなく気分も上がる。あとは余裕でデストロイ、と思ったが、本番は予想以上に外音がステージ上に回り込みすぎて中の音がよろしくない。それでまず悪井氏が秒札でノックアウト。決してそれを表には出さないがそれをきっかけに、なんとなく4人がぎこちない感じになる。とにかく冷静を勤めようとする鈴木と、それをアゲさせようとアピールする古根の間ですれ違いがおきる。高橋はまだギターを置いた自分のポジショニングに関して決定的なものがない状態。4人が4人、それぞれどこか別の方向に行こうとしていたように思えるような、必死さだけがステージに充満していたライブだった。観客もそれを感じ取っているようで「不思議なライブだった」という声が多かった。やはり、メンバーシップを深めることが必要ではないだろうか。
ということで、それぞれが「マイベスト」のCDを作ってメンバー間で交換をしたり。鍋をすることにしました。