ライブ日誌2006
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一月七日 | 代々木 Zher the ZOO "戦慄のどしゃぶり舞踏会" |
(w/Very Ape/ロザンナ/BLUEV/Sister Paul/) |
1.グラインダー |
正月休みもそこそこにライブ。very apeとロザンナの共同企画に出演。ロザンナは雨バンドであり、われわれダムダム団も無類の雨バンドである。豪雨は確実であるとの見込みだったが、実によく晴れ気分がよろしい。初のライブハウスということで入った瞬間にそのセレブ感に打ちのめされる。楽屋の前面に張り巡らされた鏡、冷蔵庫。そして自由に飲んでいい水!パラダイスがそこにあった。リハ前にスタッフの方がドラムセットのタムの部分に集合して怪しげな雰囲気をかもし出しているので、「タムにトラブル→とんだら怒られる」と青ざめた鈴木は確認を取ってみたが、「タムの付け根が壊れたが直した」と了承を得たので一安心。very
apeの企画に出演すると何かしらドラムセットにトラブルが起きるので戦々恐々としていたものの、厄払いが出来た気になり、いざ本番。しかし本番前に陰気な歌(ジャックスだった)が延々と流れていたので軽く落ちる。まあ落ちたくらいがちょうどいいのでいざ本番。 |
一月二十九日 | 秋葉原グッドマン "秋葉原包囲作戦"
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(w/遠藤ミチロウ/インビシブルマンズデスベッド/鳥肌 実) |
1.仕合せ山 |
大変豪華な面子の秋葉原グッドマン企画。史上初のチケットソールドアウトである。鈴木は自転車でグッドマンに向かう途中自転車の鍵を落とし、急いでいたので停めたあと鍵の変わりに荷台の紐をタイヤに縛りつけ、それをもって鍵の代わりにしており関係者一同に馬鹿呼わばりされていた。 |
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二月五日 | 渋谷屋根裏 "かばんづ解散演奏会【ずんばかナイト
FINAL】" |
(w/かばんづ/暴奏カルキュレーター/Worst Taste/SF/groundcover/eksperimentj) |
1.ヘビイダメージ 2.グラインダー 3.仕合せ山 4.ファンク de ダムダム団 5.地獄ディスコ |
かばんづの解散企画に出演。前回のライブが終わった後に各方面からこってり絞られた。ああいった勝負の時にずっこける、というのは精神的にも良くなくダムダム団内に不穏な空気が流れる。音やパフォーマンスについて、ライブ中のメンタルな部分についてなど話し合い、今回のライブに臨んだ。しかし、リハにてドラムのところにベースがまったく聞こえず、鈴木がイライラする。モニターで返してもあんまり聞こえず、テンションダダ下がり。外音は音圧重視で、フレージングはあまり聞こえないような音作りであり、ミッドロウをあげれば解決しそうなものだが、アンプ側ではこれが限界とのこと。モニターの返しを目いっぱいもらえば良いのかもしれないが、鈴木のこだわりとして「良い音だったらモニターを使わないでも聞こえるはず」という変な持論があり、リハの終わりまで中音に関しては納得いかないままだった。リハ後もそのことについて古根と鈴木は議論。もともと前ベーシストは音圧よりも音の抜けを重視していたので、モニターの返し無しでも聞こえていたようだ。古根のスタイルはそれとは逆なので、ライブハウスの音周りによってはモニタが必須になってくるようだが・・・・。最終的には「ベース本体を変えないとダメかも」とかそういう話になり、さらにダウン。 |
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三月四日 | 渋谷屋根裏 "人間のたべものvol.2" | (w/トニーチェンバロン/ソニックアタックブラスター/トキメキ泥棒) |
1.solid
man 2.ヘビイダメージ ファンク de ダムダム団 4.グラインダー 5.仕合せ山 6.地獄ディスコ |
トニーチェンバロン企画に出演。1週間続いた曇天が嘘のように青空が広がる。鈴木は上機嫌で渋谷に向かい自転車を漕いでいた。ちょっと近道をしてみようといつもと違う道にそれた途端、目の前に超傾度の坂が現われた。ダムダム団のプライドが後戻りを許さず登り始めるも絶望的な角度。まったく前に進まない。しかし気合で乗り切ると15秒後に同じ角度の下り坂が待っていた 。これは何か不吉な事の起きる前兆であろうか。 |
三月十八日 | 西荻窪リンキーディンクスタジオ Fst<スタジオライブ> |
(w/THE MODERN ABERRATION/WINDERMERE MAY/THE CEREMONY ) |
1.グラインダー 2.抗いて、狩猟へ("狩猟"改題) 3.地獄ディスコ 4.仕合せ山 5.ビッグリフナンバー(仮)(新曲 6.ファンク de ダムダム団 7.solid man 8.ヘビイダメージ 9.ロンサムビリー |
THE MODERN
ABERRATION企画に出演。スタジオに入ると、異常にでかいスピーカーが鎮座していた。でもこここから出るのはボーカルのみ、という不思議空間である。その後ろにドラムが隠れているのでとりあえず配置を変える。そしてアンプがステージに在ると超邪魔なのでスピーカより前に出す、という斬新なセッティングを生み出す。しかし騒然ドラムブースにはベースもギターも音が聞こえないので、ベースは2台あるアンプをシールドでつないで一台をモニター用にするという技を利用。ギターは一台だけマイクで拾ってモニターに返す、という技を利用。伊藤家の食卓並みの裏技炸裂で普通のライブハウスみたいな環境が出来上がった。 |
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四月四日 | 渋谷屋根裏 | w/ダイナマイトクラブ(from N.Y)/ BAD CLUCH/ウワサのピーチガール/Logistics) |
1.ロンサムビリー 2.抗いて、狩猟へ 3.ファンク DE ダムダム団 4.仕合わせ山 5.ビッグリフナンバー 6.ヘビイダメージ |
高橋がアンプヘッドを購入。「Dr.Z」とかいうなんかよくわからない赤いものである。まんなかに大きく「Z」と記入されている。高橋いわく、「医者が機材を開発していたら間違ってアンプっぽいのが出来て、それでアンプを作ったら良い音がした」という代物らしいが、出自からして怪しいのでダムダム団ぽいといえなくもない。単体でならすとわりとおっさんぽい音がするのだが、ジャズコーラス+ブルドッグディストーションを組み合わせると、超凶暴アンドガッツリ抜ける音で、ベースの音ともぶつからないナイスな感じになった。 |
四月二十五日 | 下北沢CLUB Que "ナベジPresents" | (w/スランキーサイド/OHIO101/bellytree the distortion) |
1.ヘビイダメージ 2.ビッグリフナンバー 3.ファンク DE ダムダム団 4.グラインダー 5.地獄ディスコ 6.仕合わせ山 |
起床するとすごい勢いで雨が降っていたので自分の雨男っぷりを呪いながら支度をしていたら雨がやんだ。最近雨バンド返上の噂もあるダムダム団はそのせいか良いライブを続けて行っている。ギターアンプも新しくなり、マイナス要因はあまり見あたらない感じであった。リハーサルも誰も遅刻することなく集まったが、古根がオーバーオールを着ており鈴木(オーバーオールとしいたけが嫌い)の怒りを買っていた。初の下北沢OUE、ということではあったが、「まあギターアンプもあるし余裕だろう」とかたかをくくってるとなんだかベースの抜けがよろしくない。会場との兼ね合いがなかなかつかず、苦労しながら音作りを終えた。 |
四月二十七日 | 渋谷屋根裏 "リフラクトリー宣言 カレーvol.1" | (w/リフラクトリー/羅刹ガットウィズム/ATGC/MOGITAIL) |
1.ヘビイダメージ 2.ビッグリフナンバー 3.ファンク DE ダムダム団 4.グラインダー 5.地獄ディスコ 6.仕合わせ山 |
リフラクトリー企画に出演。雨が降りそうで振らなかったが、出る直前に雨が降って来ていた。高橋は雨でアンプがぬれるのを恐れ鈴木に「アンプ持ってこない」メールを送信。これが鈴木の逆鱗に触れ「おめーなにいってんだ雨ぐらいでへこたれてるんじゃないですよ死んでもアンプを雨から死守してもってこいや大体雨なんて降ってないですよ天気予報的にはこれから晴れますよ」電話が即高橋に。結局アンプは持ってくることになった。そして鈴木は晴れるのを見越して自転車で渋谷に向かったら見事に雨が。天罰か、高橋の呪詛か。渋谷屋根裏に到着すると既に本日のメインイベントである、カレーの配給のための準備が始まっていた。当然のようにカレーの調理法に「醤油をちょっと入れたほうがよい」などと口出しをする鈴木。「醤油を入れて、一晩寝かせるとよい」とTPOを無視したアドバイスなどを行っていた。
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五月十九日 | 四谷OUTBREAK "四谷アンダーグラウンド#008" |
(w/リタリン/OXGEN DESTROYER/SPREAD THE SCREAM/ジオン軍) |
1.グラインダー |
雨がやや降っており、そんな中鈴木は自転車で登場し、さっそく自転車の鍵を無くしていた。こういったときには紐をタイヤに縛ると盗まれないので、そのようにした。結果的に盗まれなかったが、ちょっと調子に乗り過ぎだろうか。初の四谷アウトブレイクであるが、オーナーが知り合いでありスタッフの方達が気さくなため、和やかにリハが進む。途中オーナ内田女史から「外音の金物を上げたほうがよい」とナイスアドバイス、元々音には定評のある四谷アウトブレイクでかなりの良い音が作れた。中音もデッドで非常にやりやすい。古根は今回からベースの中音域を強めにし、フレージングがはっきり聞こえるような、音程間のある音作りにシフト。本人的には「普通すぎてちょっと」ということだが、やはり音程感はあったほうがいいのではないだろうか。 |
五月二十日 | 吉祥寺プラネットK "言うてるやんか" | (w/apnea/OHIO10/spankpage/Opening Act:メ ) |
1.グラインダー 2.ヘビイダメージ 3.トラビス 4.ファンク de ダムダム団 5.仕合せ山 6.抗いて、狩猟へ 7.地獄ディスコ |
前日ライブだが、昨日のライブがとても良かったので今日も楽勝だろうと思って朝起きると体が重い。それでも天気もわりとよいので軽い気持ちでプラネットKに向かう。空を見上げると行く方向は雨雲っぽいので覆われており、後ろを振り向くと気持ちの良い五月晴れという異常事態。鈴木が一番最初に到着し、他のメンバーを待っているとびしょぬれの古根が登場。ものすごい勢いで雨が降っているらしい。油断は禁物である。そんな中、きのう破損したベースのブリッジを古根はきちんと直してきていたが、壊れて部品を取り除き、そこにダンボールを突っ込むという荒療治であり、これから古根はずっとこれでいくらしいがこれも油断は禁物である。リハはわりとスムーズに進み、意味無く降っていた雨もぼちぼちやみ始めた。 出順は久しぶりのトリであり、対バンの方達はわりとさわやかな感じなので、なんというか最後に空気読まず全力でやり、すべてをデストロイして帰ろうと思ったが、本番前に古根がこれからの曲作りについて話し出し、一気にテンション下がる。 とりえず、今後の方向性とか置いといてデストロイしよう、と心に決めステージイン。しかし体が重い。「昨日やったことをもう一度やる」ことすらままならず。以前2日連続でやったときよりも疲労が明らかに大きくのしかかり、「体力の衰えは否定できない」と3人が3人とも思っていたようだ。気ばかり空回りするような感じであったが、とりあず頑張って最後までやりきった。やっぱりツアーとか我々は無理なのであろうか。 打ち上げでは鈴木がまたもやインターネットでは公表できないような最強伝説を作っていた。○○か○して○○○を○○○○○○ってひどすぎる。 |
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六月十日 | 富山ソウルパワー |
(w/bellytree the distortion/DynamiteSoul System/nose/バーバーフィッシュ/ARTWORK'79) |
1.solid
man 2.ヘビイダメージ 3.グラインダー 4.ファンク de ダムダム団 5.抗いて、狩猟へ 6.ロンサムビリー 7.仕合せ山 |
初の富山。盟友bellytree the
distortionのおまけのような形で我々も参戦することになり、ダムダム団は前日深夜一時に高円寺集合、富山に前乗りするはずであった。深夜一時、鈴木は水道橋の植え込みで寝ていた。本日勤め先での送別会があり、うっかり飲みすぎて終電をなくし、水道橋で途方に暮れていた彼は古根に緊急電話を入れ「水道橋まで迎えに来てください」とコール。水道橋に向かった古根は交差点の植え込みでぐっすり寝ている鈴木を発見。携帯電話で激写した後彼を車に押し込みいったん高円寺に向かった。道すがら、高橋に借りていたデジカメを持ってくる約束だったことを思い出した鈴木は、途中で鈴木の家に強制的に寄らせ、デジカメを取りに行った。そして服を着替え、旅の荷物を持って車に戻ってきた。もちろんデジカメは忘れて。 |
六月十七日 | 池袋手刀"第二回 獣サミット" |
(w/ナインアンダー/ウランバナ/B地区) |
1.solid
man 2.ヘビイダメージ 3.グラインダー 4.ファンク de ダムダム団 5.抗いて、狩猟へ 6.ロンサムビリー 7.仕合せ山 |
ナインアンダー企画に出演。雨が降りそうで振らない微妙な天気の中、リハに挑む。最近、某氏に「君たちはダンスバンドなんだからもっとキックとベースの分離に気をつけなければいけない」と注意を受け、「そうだったのか俺たちはダンスバンドだったのか」ということで、PAの方にも「最近知り合いに君たちはダンスバンドなんだからもっとキックとベースの分離に気をつけなければいけないといわれたのでキックとベースの分離をお願いします」とそのままリクエスト。その素直さは対バンの方の失笑を買っていた。リハの時点で外音が小さかったので、その後PAの方にもっと上げてもらうよう交渉し、成功する。 |
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七月二十二日 | 秋葉原グッドマン"爆音歌声喫茶" | (w/ネクラポップ/六畳人間/Alice Tea Party/ヨメイリマエ) |
1.地獄ディスコ 2.ヘビイダメージ 3.Beat It(Michael Jackson) 4.ロンサムビリー 5.仕合せ山 6.(新曲) |
高橋がギターを買った。変な形の「ディーン」というギターである。特に音がすごくいいわけではないが、台湾でのライブにあたり、SGが盗まれたらやだな、という感じで一台あつらえたらしい。 今回のセットリストは、台湾に向けてカバーをやろうということになり、マイケルジャクソンの「Beat It」をチョイスしセットリストに食い込み、さらに最近できてしまったので新曲もやっとくか、という感じでわりと挑戦的なセットリストになってしまった。一応、他の部分では鉄板の要素を持ってきたので、まあ大丈夫だろうという気分で、リハに挑むといきなりギターの音がおかしく、アンプが悪いのか、ギターが悪いのか原因がはっきりわからないまま最高に気分が悪い感じでリハが終わる。 今回、とくに熱心に宣伝したわけではないがなぜか人がたくさん入っており、やや緊張する。とりあえず、1、2曲目はもう鉄板なので、人々の心を捉えたようだった。そして問題のマイケルはどうだったのか。日本の方々はマイケルジャクソンを知っていたのだろうか。というかアレンジの詰めが必要だったようだ。さらになぜか謎のおっさんがステージに上がりこみ、写真を取りまくるという事態が発生し、挙句の果てには鈴木のドラムトラブルを助けたりと謎の暗躍ぷり。追い出すのもなんなので「おっさんの妖精」という設定でその場をしのぐ。トラブルなどで、セットリスト変更を余儀なくされ、最後は鈴木と高橋のツインボーカルがサビで入る、新しい感じの曲で占め。この曲については振る値がお気に入りだが、ちょっとまだ感触がわからないので、いろいろと反省点があるライブだったように思える。新しいギターの音もどうだったのだろうか。特に何も言われなかったので、問題は無いと言う事か。 しかし、おっさんの妖精とはいったい何者だったのだろうか。ここで鈴木は目を伏せながらこう言った。「彼は私の父の友人です」と。 |
七月二十九日 | 台湾 台北 "Formoz Festival 2006 " | (w/相川七瀬/かならズ 他) |
1.地獄ディスコ 2.ヘビイダメージ 3.Beat It(Michael Jackson) 4.グラインダー 5.ファンク de ダムダム団 6.仕合せ山 7.ロンサムビリー |
何の因果か、以前対バンしたダイナマイトクラブ斉藤氏より、「バンドが足りないから出ない?」と誘われ、二つ返事でOKした台湾行き。タイムテーブルや、主演日もフェス開始1週間前くらいまでわからない感じであり、いまいち本当に主演するのか良くわからないまま成田へ。待ち合わせの時間にちゃんと来たのは鈴木一人であり、「いつもは仲が悪いけど、今が外国旅行だし仲良くしよう」という彼の決意は、遅刻した3人に説教をするという形で早々に打ち砕かれた。成田に到着後、時間があまったのでとりあえず別行動を取るあたり、前途が懸念される。そして、今回一緒に連れて行ってくれるずの斉藤氏率いる「かならズ」ご一行と合流。しかし斉藤氏はあっさりパスポートを忘れて飛行機に乗れず。前途が超懸念される。とりあえず、右も左もわからずかならズの他のメンバーについていくダムダム団。初対面なので微妙な空気が流れる中、席の選択を間違え窓際に座れず切ない思いを抱えて飛行機は飛ぶ。機内食で「パスタと魚どっちがいいですか?」と聞かれて魚を選択するとうなぎが出てくるのはどういうわけか、チャイナエアライン。 |
七月三十一日 | 台湾 台中 Grooveyard | (w/20-2's/かならズ) |
1.地獄ディスコ 2.ヘビイダメージ 3.Beat It(Michael Jackson) 4.グラインダー 5.ファンク de ダムダム団 6.仕合せ山 7.ロンサムビリー |
熱狂のFormoz
Festival後、1日置いて、台中に遠征。行くまでは電車で小一時間などとたかをくくっていたが、実はバスで3時間半だった。死のロードを予感させる刹那、バスに乗って目を疑う。席が超リッチであり飛行機のファーストクラス並み(乗ったことないけど)のゆったり感、一人一台テレビ付、すごいリクライニング。どうすごいかは実際に台湾にて体験して頂きたい。 台中は意外と都会でそれほど遠くにきた感もなく、向かった先のGrooveyardはパブのような場所であった。とりあえず、みんなでドラムセットを組み立て、タムが一個足りないので棚の上から発見したり、シンバルが一枚足りないので特殊セッティングを組んだり、古根がピアノを上手に引くなど特技を披露したりしながら和やかにリハーサルは進んだが、いざ音出しになるとちゃんと音が出ずかなり険悪な雰囲気に。どこまでいってもカツカツなダムダム団であった。最終的に必殺「店の人に聞く」で外音を上げてもらい、解決。客がリアルに1人とかのゆるい感じで1バンド目がスタート。われわれは2番目である。1バンド目が終わり、みんなご飯を買いに行ったので、ご飯を買って帰ってくるの待ちとかになっており、ゆるいのであるが、鈴木は普通に緊張していた。へんな顔の形のクッションがあったので、「それを顔に当てて登場」等、思いつきで旅行ならではでの小賢しい演出をしてみたが、ぜんぜん息があわず最高にグダグダのまま演奏がスタート。演奏は荒い感じで、かなりデストロイ。「ヘビイダメージ」ではベースとドラムがパートチェンジをしたり、曲の途中でドラムセットが崩壊気味になったり、そしてマイケルジャクソンは超受けており、自由の国アメリカを象徴する内容だった(?)。 後でビデオを見ると、鈴木は終始機嫌が悪そうで、古根は終始笑顔。高橋は終始必死。トータルで見て、非常にレアなライブではなかったろうか。こっそりCDが売れたりしていたし、なぜかギャラを1万円くらい(タクシーの初乗りが\280の国で)もらったり、台湾いい国、というイメージで岐路に着いた。帰りのバスはビデオとゲーム、マッサージチェア付。台湾いい国。瓶ビール一本80円。 |
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八月十日 | 新大久保Earth D.O.M | (w/worst taste/tacobonds/deep
slauter/HABIT ) |
1.地獄ディスコ 2.ヘビイダメージ 3.ファンク de ダムダム団 4.Beat It(Michael Jackson) 5.グラインダー 6.仕合せ山 |
感動の台湾からそれほど間も無くネクストライブ、worst
taste/tacobondsの共同企画に出演。新大久保Earth
D.O.Mは場所が異常にわかりづらく、看板が出ていないので暑さで死にそうになりながらリハ入りするとそこにはやけに広いライブスペースとは別に、ラウンジスペースが。セレブ的だが、音は超低音仕様であり、ベースの低音の「モー」という音が拡大され全方位に広がり他の音を消し去ろうとしている感じで、他バンドのリハを見ながら苦戦を予想。そしてPAに以前高円寺2万ボルトでお世話になった方がいらっしゃり、世間の狭さを感じながらリハーサル。中音も低音が主張をする感じではあったが、割とスムーズに音決めが出来た。苦戦するマイナスイメージを持ってリハーサルに望んだだけにさわやかな気分である。 |
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九月三日 | 渋谷屋根裏"轟ナイト" | (w/宙ブラリ/六畳人間/トニー・チェンバロン/ATARIMAEDANOCRACKERS) |
1.仕合せ山 2.グラインダー 3.Beat It(Michael Jackson) 4.ヘビイダメージ 5.ファンク de ダムダム団 6.ロンサムビリー 7.ハイパー(anarokka) |
8月10日のライブがかなり良く、自分たちに自信をつけたダムダム団。今回は非常にビック面子だが、もはや我々は敵がいないのである、という気分でリハ入り。ウーロン茶など渋谷屋根裏の方にもらいまくり、いやな顔をされる。 リハーサルでギターアンプが軽く壊れるハプニングがあったが、よくわからないが解決したようだ。そして音作りもうまくいき、「毎回と音作りが良くなっている」とPA伊藤氏より誉められ気分が良くなる。 1曲目「仕合せ山」はいつもとは違う感じで始める。高橋がギターをゆっくりとしたジミヘンを意識した感じでフリーに引き、だんだんと「仕合せ山」のギターフレーズに入って行き、そのまま全体がドーン、となる予定であったが、高橋がまったくもってゆっくりとしたジミヘンではなく、しかも入りが早すぎたせいか、「なんかちょっとゴチャゴチャやってそのままドーン」という雰囲気で始まり、なんとなく気の入らない演奏が続く。あいかわらずマイケルはかなり受ける。そのまま「ヘビイダメージ」→「ファンク de 〜」と続き、ライブのピークにもって行くかと思いきや、イントロで高橋のギターから音が出なくなる。なんとか鈴木がアメリカンジョーク風に回避したものの、抜け落ちたグルーブは観客を持っていけず、そのまま最後までずるずるといってしまい、「ロンサムビリー」で最高潮まで持っていって「ハイパー」で駆け抜ける、といった予定もなんだか蛇足気味になってしまった。アンケートにて「他人の曲ばっかりよいというのはどういうことか」とお叱りを受ける。おっしゃるとおりでございます。 |
九月十九日 | 四谷アウトブレイク ”天地神明- the gods of heaven and earth - vol.1 ” | (w/bellytree the distortion/ジャズネコ/ロザンナ/ODD$ OF LIFE(from福岡)S) |
1.Beat It(Michael
Jackson) 2.グラインダー 3.ファンク de ダムダム団 4.仕合せ山 5.ヘビイダメージ 6.デンジャラスアンド迷惑(仮) 7.地獄ディスコ |
どうもここの所、古根の様子がおかしい、心ここにあらずと言った様子の練習風景や、突然練習を休んだり。そしてライブ前日の練習を古根がまたも突然欠席。今までこのようなことは無かっただけに、ダムダム団一同軽くパニックに陥る。前ベーシストと同じ末路をたどるのか?と思いきや、事情を聞いたところ、なにやら個人的諸事情で大変だったようである。直前にそれを知らされたダムダム団は、何も出来ないけどとりあえずやいのやいの言うことで、ダムダム団は彼とともにあるということをアピール、古根から「俺は逃げない」という発言を引き出し、リハーサルで会う約束をする。 リハーサルでは、金欠に苦しむ古根におにぎりを作ってくる鈴木など、珍しい光景が見られた。新しいエフェクターを導入した高橋は一瞬音が出なくなったりして苦しむもギターとベース分離の良い音を最終的に完成させた。 ライブはマイケルをまず始めにやるという反則技。しかもまず最初に、鈴木が「マイケルジャクソンをやりません!」と宣言した直後に「じゃあ1曲目マイケルジャクソンでビートイット」」といって曲がスタートするアンビバレンツなスタート。これで今日の勝利は確定であろう、と思ったが、さすがにいきなりマイケルはやり過ぎだったようだ。今日のライブ、前日の練習も出来ずでもまたこの3人出来ることの喜びを感じだライブだった。しかし当然練習不足は否めず、完成度が低めだったように思える。事実、そのような評判も多く見られた。「グラインダー」「ヘビイダメージ」あたりの疾走ナンバーは落ち着き目のトーンで演奏しすぎたあまり、いつもなら勢いでごまかすところがごまかしきれない感じになってしまったようだし、「デンジャラスアンド迷惑(仮)」も完成度が低かった。今までトラブルもなく、新メンバーになってから活動を行ってきたが、ようやくひとつ山を向かえ、また越そうとする意思を固めた。これからだろう。 |
九月二十八日 | 渋谷クラブasia"渋谷音楽祭リハーサル" | (観客/谷村新司 他) |
1.グラインダー 2.ヘビイダメージ |
九月三日に渋谷屋根裏でライブを行った際に、渋谷音楽祭のポスターを見つけた鈴木は店長伊藤氏に詳細を尋ねた「渋谷の各ライブハウスが代表バンドを出す⇒リハーサル次第で渋谷公会堂にてライブが出来る(谷村新司と)⇒まだ誰も応募していない」という情報を手に入れ、早速応募し渋谷asiaのリハーサルへ挑む。リハーサル会場には普通に谷村新司がいらっしゃり各バンドの演奏を聴いてらっしゃった。あとは関係者と思しき背広の方々が10数名いらっしゃり、社会的なアレを感じる。 |
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十月一日 | 吉祥寺プラネットK"Don't think, feel!! vol.2" | (w/スランキーサイド/グルタミン/ライオン/メ) |
1.仕合せ山 2.ヘビイダメージ 3.グラインダー 4.デンジャラスアンド迷惑(仮) 5.地獄ディスコ 6.ファンク de ダムダム団 7.ロンサムビリー |
久しぶりにちゃんと雨が降った。そしてプラネットKの某女史に「今日も雨ですね」といわれる。実はプラネットKに来るときだけなのだが。 |
十月二十一日 | 高円寺2万ボルト"GRHOI11" |
(w/groundcover./BACTERIA/プラハデパート/ふくろ) |
1.仕合せ山 2.ヘビイダメージ 3.グラインダー 4.ファンク de ダムダム団 5.デンジャラスアンド迷惑(仮) 6.ロンサムビリー |
鈴木、限界まで風邪を引き倒す。病魔に侵されながら鼻水をたらし、一生懸命今日から売り出すDVDを作成。結果30分ほど遅刻してしまいほうほうの呈でリハ入り。「ごめんなさい」といいながらリハ入りすると古根は普通に1時間くらい遅刻しており、「まじでクビにするか」と思ったり思わなかったり。 とは言えども久しぶりの二万ボルト。気持ちは盛り上がり、リハでの中音も我々の成長とともに良くなっており上機嫌でセッションなどだらだらしていたら「もういいですか」とPA某女史より ”遊んでないで早くリハしろよ”的メッセージを送信されたりしていた。 鈴木の風邪は更に悪化。近所の焼き鳥屋でレバーとにんにく焼きを食べるも焼け石に水。とにかく熱が出ているようで、そばに寄った人が「熱い」とコメントするような状態であり、もはやこれまでかと思った。がしかし転んでもただでは起きないダムダム団に奇跡が起きる。風邪による熱に犯された鈴木の脳は通常の10倍の処理能力を持ち、凄まじく安定した演奏を叩き出した。後の鈴木が語るに「時が止まって見えた。すべてのフレーズが思い通りに操れた」との事。そしてテンポが安定していると調子の良い古根がかってないほどの躍動感でバンドに色を沿える。高橋は別にいつもどおりだった。が、ライブが終わった瞬間にメンバー全員が「今日は良かった」といい、ダムダム団員からも「今日は最高だった」と意見の一致をみたことから、どうやら過去のキャリアでも3本の指に入る演奏だったようだ。鈴木は他の2人から「君は毎回風邪をひきなさい」と指導を受けていた。 しかしこのようなライブであったにもかかわらずDVDがまったく売れず、高円寺の客って金落とさないなあとしみじみ思った夜だった。 |
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十一月四日 | 浅草KURAWOOD "A+LIVE=MOVEMENT" | (w/ムラトリックス/me-ISM/ナインアンダー/ソープランド揉美山(岡山)/岡山バッファろーず(FROM JAPAN))/ |
1.仕合せ山 2.デンジャラスアンド迷惑(仮) 3.ヘビイダメージ 4.抗いて、狩猟へ 5.グラインダー 6.地獄ディスコ |
ジョセフ企画に出演。度々で申し訳ありませんが、鈴木が練習中に肉離れを起こした。練習中に気分が盛り上がってきてバスドラを「ガっ」と踏んだら突如足に激痛が走り練習中断。肉離れなのか足がつったのか良くわからないがふくらはぎが超痛かったので、これがライブ中でなくてよかった、と思った。 |
十一月十七日 | 秋葉原グッドマン"爆音歌声喫茶" | (w/太陽民芸/ボロキチ/SIGNING OFF/ジプシー・ルーズ ) |
1.仕合せ山 2.デンジャラスアンド迷惑(仮) 3.地獄ディスコ 4.ファンク de ダムダム団 5.グラインダー 6.ヘビイダメージ |
とりあえず古根が遅刻して鈴木が切れるという恒例行事はそろそろやめていただきたいが、本日も恒例行事が開催されていた。忘れ物をしていったん秋葉原から帰宅しなければいけない鈴木の怒りは頂点に達し、グッドマンのテーブルにパンチなどをしていた。それでもリハーサルはとても良い音に仕上がり、高橋いわく「グッドマン史上最高の音」と自画自賛するほど。 |
十一月十九日 | 渋谷公会堂"第一回 渋谷音楽祭" | (w/谷村新司/押尾コータロー/六畳人間 他) |
1.グラインダー 2.ヘビイダメージ |
フジロック⇒台湾のロックフェス、ときてついにきた渋谷公会堂。もはやビックアーティストの風格すら漂わせているダムダム団。それは気のせいであると誰かにたしなめられた方がいいと思う。残念ながら雨が降り、渋谷公会堂のある場所に赴くとダサいレモンの看板と共に「CCレモンホール」の文字が。渋谷公会堂はCCレモンホールと名前が変わっていたのであった。とりあえずテンションは下がる。が、入ってすぐその会場の広さにテンション激上がり。集客人数2000人。ステージの広さは普段の5〜7倍?そして飲み放題の「おーいお茶」と弁当が2食付。最高だ。 |
十一月二十七日 | 四谷アウトブレイク"21世紀の精神異常者 " | (w/ゲルチュチュ/ BASCODA/ 蜜輸入/ ヒーヒズヒムイズム/) |
1.グラインダー 2.ヘビイダメージ 3.ファンク de ダムダム団 4.仕合せ山 5.デンジャラスアンド迷惑(仮) 6.ロンサムビリー 7.ツキニホエル |
渋谷音楽祭の興奮はそのまま、久しぶりの平日ブッキング。アンダーグラウンドな方々が集うイベントであり、最近わりとワイワイガヤガヤみたいなのが多かったため、場末感を存分に味わう。久しぶりにゲルチュチュとも再開し、「メンバー変わりましたか」「いや一人も変わって無いよ」などと失礼なやり取りをしつつリハも順調に進ん出入るように見えたがリハーサル中に古根がいきなり失踪。他のメンバーは怒りを募らせ戻ってきたら怒りを爆発させる準備をしていたところ10分ほどして戻ってきたが、アウトブレイク前に止めていた車の駐禁を切られたとのことで、さすがに気の毒になりそのままリハーサルを続けた。 |
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十二月十七日 | 四谷アウトブレイク"天地神明 -the gods of heaven and earth vol.2 " | (w/Djizoes(form スイス)/内核の波/GOTHIC LOGIC/Sparky Quano) |
1.ロンサムビリー 2.ファンク de ダムダム団 3.ヘビイダメージ 4.グラインダー 5.デンジャラスアンド迷惑(仮) 6.仕合せ山 |
久しぶりにライブがしばらく無かった。だがなかなか新曲は出来ず、練習中に鈴木の口の利き方について議論するなど相変わらずの日々が続く。そして鈴木は任天堂wiiを購入しゲームのやりすぎで筋肉痛になっており、サロンパスを両腕に張って登場、ダメな人っぷりを強調していた。物販のところに、マスコットキャラクターとしてアウトブレイクに設置されていた偽ブロンズ像を借りて設置するなどアングラ感満載(?)。偽ブロンズ像は非常に汚れており、勝手にトイレクイックルを借りて綺麗にしておいた。 |
十二月二十七日 | 新大久保アースドム"轟音奇宴" | (w/very ape/テクマ!/ハニカム) |
1.ヘビイダメージ 2.グラインダー 3.ファンクdeダムダム団 4.仕合せ山 5.デンジャラスアンド迷惑(仮) 6.地獄ディスコ |
最近、入り時間が早いことが多くいつも遅刻してくる古根への対策として30分早く入り時間を告げており、結果的に古根は一人13時入りとかになっていたのだが、久しぶりに純然たる15時入り
のため鈴木も「30分早め入り」の嘘をつくことも無く古根も「あー助かるわー」と漏らしていた。
アースドムは広いので、バンド数が少ないとリハからしてさびしい感じになり、イベントがスタートしてもそんな感じであった。とにかく客一人当たりの使える面積は今年最大では無いだろうか、と思えるほどの自由なフロアがそこに出現していた。 その自由なフロアに向かって力んでしまい空回りしてしまうのはもはやおなじみであり、伝統芸であり、悪しき慣習なので今回はそのようにならずに「落ち着いてキれる」というテーマを自らに課して望んだ。その結果非常に安定した演奏にて最後まで終了。途中調子に乗った鈴木が「仕合せ山」で拍をとり間違い、完全に全員がずれるというハプニングが発生したが、それでも調子は下げずに演奏しきった。高橋と鈴木はおおむね満足げだったが、古根はひとり「客が少ない時のパフォーマンスは果たして"いつもどおり"でよいのか、いない時はいないなりのやりようがあるのではないのか」と問題提起。鈴木と高橋はいまいちピンときておらず、これからの課題となるにもまずはそれを実感する必要があるようだ。 新大久保アースドム店長早川氏は元・高円寺20000V店長であり、打ち上げにて旧交を温めた。そして旧交を温めすぎた鈴木はしたたかに酔い、酔いすぎて「自転車を運転しながら失くす」というマジックを発動させた。 |
十二月三十一日 | 秋葉原グッドマン""GOOD VIBRATION ALL STARS! COUNT DOWN 2007" | (w/いなかやろう/「ricca」/六畳人間/春風堂/ 太陽民芸/和田賢介&The Rainbow Sliders/コロバ・ミルク・バー/ the HANGOVERS/BRUCE DURIAN THE WILD/マーガレットズロース/五島圭ソロ(ex.ネクラポップ) |
1.グラインダー 2.地獄ディスコ 3.Beat It(Michael Jackson) 4.ヘビイダメージ |
本日のライブに備えて、前日にスタジオに入ったダムダム団。「来年はどうするかの」話し合いで時間がつぶれ、あまり練習が出来なかったことは内緒だ。 出順はカウントダウンの近くということで、盛り上がりも予想され、余裕の20時入り。対バンが全体的にポップな感じであり、普段あまり接しない方たちが多くなんとなく居づらい気持ちになり、地下でひたすらスネアのチューニングをする鈴木。しかし、そんな盛り上がらない気持ちの中、某氏より「ご自由にお持ち帰りください」との100枚以上のエロスDVDが提供される。沸き立つ群衆、特殊な性癖を披露する古根、チューニングより真剣な表情で内容を吟味する鈴木、置いていかれた高橋。他バンドの方とも性の話で盛り上がり、空気も温まった。 性によりほのぼのとした中、ライブはスタート。4曲しか出来ないので濃縮でお送りする。基本的に「今年の成果」を披露する場なので、マイケルをプレイ。当然「ダムダム時間」のカウントダウンもお送りし、途中鈴木が高橋のギたーシールドを蹴り抜いてしまったことで音が出なくなったりしていたが、それはそれでお祭りムードでごまかし、散々場を荒らして終了。音も良かったようで、年末ライブ第一部としては申し分ないようだったが「短かった」という意見が噴出し、20分なのでしょうがないのであるがどうしたらよいのか。 |
十二月三十一日 | 四谷アウトブレイク"大晦日" | (w/ロザンナ/C.O.R.E./Djizoes(スイス)/雷電/グリーシィースプーン/ゲルチュチュ/PUNCH-LINE/HYPERCUBE/_ _ _ _*(テイヘン)/ミッチ・アキモト/gimmick bunny junction/THE 8 FLAG/THROWING LIFE/和田賢介&Tne Rainbow Sliders) |
1.グラインダー |
秋葉原グッドマンでのライブ後、グッドマンでカウントダウンを行いそのままアウトブレイクに移動。その車中スタッフ赤井嬢が超酔っており、あまりのうざさに古根が切れていた。到着するとそこには年越しそばや鍋などが配布されており、既に全て食されており、結果的にねぎ臭いライブハウスがあった。 |